日本人学生の理系離れが深刻と言われていますが、小学生のときに既に理科嫌いが多いのが現状ではないでしょうか?
理科嫌いの大半の子どもたちは、科学分野などに関心がないと言われています。
よって、小学生のうちに理科に興味を持てるようにしたいものですよね。
ここでは、できるだけ小学生が理科に興味を持てるような勉強法を私の経験からご紹介します。
観察を重視
小学生の間の理科の学習は観察がメインとも言えます。
たとえば、昆虫の成長や太陽の動きの観察などです。
そこで、小学生が興味を持てないと、この先学生時代はずっと理科嫌いになるおそれがあります。
私の場合、生物図鑑を買ってもらったり、理科の実験の付録が付いた学習雑誌を講読して、理科への興味を高めていきました。
つまり、学校教材以外のもので勉強したのです。
現在はインターネットの情報も盛んですので、子どもたちに可能な範囲で興味ある理科分野を調べさせるのも一つの手です。
そして理科への興味が増すと、理科の授業の実験に興味が湧いて、楽しく観察ができるはずです。
私立中学に進学する場合を除いて、基本的に小学生の間は詰め込み教育をすることはせず、理科に興味を持てる勉強法をさせるのがいいのではないでしょうか?
夏休みの自由研究を使う
小学生は、基本的に夏休みに自由研究が課題として出されます。ここで、理系的な研究をやってみるのも小学生が理科に興味を持てるきっかけになりそうです。
私の場合、自由研究として、夏休み中の毎日の朝昼晩の気温を観察したり、家の周りの植物や昆虫の生態系を調べたりしました。そこで、理科が好きになったのも事実です。
その際、親からそのヒントをもらったのを覚えています。
よって生物系にせよ、物理系にせよ、子どもが興味ある分野の研究を推し進めていくのが、理科の興味を増すことにつながります。
賞をとるような独創的や大規模なことではなく、身近な範囲でかまいませんので、夏休み中子どもにヒントを与えてみてはいかかでしょうか?
まとめ
理科は中学、高校と進むにしたがって暗記や公式を用いた計算が必要な分野となります。
理科が嫌いであると、その勉強は辛いものになります。
受験的にも、苦手科目はできるだけないようにしたいものです。
よって、小学校のうちから少しでも理科に興味を持てるようにするのが得策です。
また、将来は理系分野の仕事に就けるように希望を持つのも、理科を勉強するよいモチベーションになるはずです。