英語の勉強って難しいですよね。
まず、日本語から難しいのに、英語なんて私には無理だ!なんて思ってしまう人もいるかもしれません。
しかし、アルファベットは26字しかないのです。
これが日本語だと、ひらがな、カタカナ、漢字と大まかに分けても3種類もあり、さらにそれぞれ膨大な数の言葉を覚える必要があります。
そう考えると、英語も案外取り組みやすくなりませんか?
さて今回は中学生の英語の勉強方法について、定期テスト対策と高校受験対策に向けてアドバイスを書きたいと思います。
定期テスト対策1:単語
まずは単語です。
教科書で出てきた、太字になっている単語は重要単語ですので、何回も書いて覚えていきましょう。
教科書の最後のページに単語表が載っていたりしますので、それを活用しましょう。
特に、過去形・過去分詞が異なる不規則動詞については、テストでよく問われますので、たとえばgo→went→goneと連続して書いて発音できるようにしておきましょう。
定期テスト対策2:文法
次に文法です。
文法はよく一緒に使われる単語とセットで暗記すると、英訳・和訳するときに使いやすいです。
たとえば、現在完了形の継続の意味の場合、for a long time(長い間)、last night(昨夜から)といった熟語が使われることが多いので、「have+過去分詞」の文法とともに覚えてしまいましょう。
定期テスト対策に関しては英語は単語と文法の2つがわかればばっちりです。
高校受験対策:長文読解
高校受験対策としては、単語や文法に加えて長文の読解の勉強も必要となります。
多くの受験生が苦手とする長文読解は差が付きやすい部分でもあります。
短い文章だと意味がわかるけど、長文になると急に読めなくなるという人もいますよね。
でも実はこれは長文が読めないのではなくて、長文の読み方を知らないだけなんです。
長文を読む場合にはいきなり問題に入らず、まず最初に大問の所に書いてある日本語の説明と、長文の下の注釈に書いてある単語の意味を覚えておきましょう。
ここにその長文を読むのに必要な情報が詰まっています。
そうしてから、長文の読解に入ります。最初は、一文が長いとどういう意味かわからなくなると思います。
それを防ぐために、まずその文の動詞がどこにあるのか見極めます。
そうすれば、主語が必然とわかります。
英語の基本は主語と動詞ですから、この2つさえ押さえておけばぐっと全体の意味も理解しやすくなります。
次に、熟語ごとに/などを入れて、区切って読んでいきましょう。
たとえば、The girl running in the park is my friend from junior high school.という文があるとします。
まず動詞を探すと、runningとisが候補に挙がると思います。
runningだとbe動詞がないため、isがこの文の動詞となります。
したがって、主語はThe girl running in the parkまでとなります。
次に、熟語に区切りを入れていきましょう。簡単なのは、前置詞の前に/を入れることです。
また、主語が長い場合に動詞の前にも/を入れておくと、わかりやすくなります。
実際に区切ってみると、The girl/running/in the park/is/my friend/from junior high school.となり、
「公園で走っている女の子は中学校からの私の友達です。」
と楽に訳せるようになります。
このようにして、区切りを適度に入れて読みやすくしていきましょう。
まとめ
英語が得意になるためにはまず単語、そして次に文法を抑えて最後に長文読解に取り組むという順番になります。
長文も分解していけばひとつひとつの単語や熟語の集まりですから、単語の意味を覚えておくだけでも理解度が全く変わってきます。
英語が得意になりたい人は、焦らずひとつひとつ確実にこなしていきましょう。